サッカー日本代表が6大会連続のW杯出場を決めた31日夜、阪神ファンが優勝時に飛び込むことで知られる大阪・道頓堀川でも、日本代表ユニホームを着たサッカーファンが集まり、「ニッポン」コールを連呼した。

 地元警察も駆けつけ、騒動にならないようファンに自重を求めたが、試合終了から40分ほど過ぎた午後10時8分ごろ、緑の海パン姿の男性が川へダイブ。橋の上の観衆から「アンコール」の声が飛び交ったが、その男性は大きく胸の前で「×(バツ)マーク」を作って辞退した。

 すると、別の男性ファンがあおられるように衣服を脱ぎ、橋の上へ向かい、2人目が飛び込んだ。

 その後も、続々と代表ユニホームのファンが訪れ、「ニッポン」「ニッポン」と叫び、拍手と歓声を繰り返される中、午後10時25分ごろには、また別の海パン姿の男性が飛び降り、「大阪最高っ! 千葉から来て最高っ!」と興奮しながら、何度もダイブを繰り返した。

 その後は、橋の上で、この日夜、阪神も勝利したためか、「六甲おろし」の合唱も起こった。