将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)が今日7日、公式戦ベスト4の壁に3度目の挑戦をする。第48期新人王戦準々決勝、佐々木大地四段(22)戦が午前10時から東京・千駄ケ谷の東京将棋会館で行われる。

 藤井は7月21日に行われた上州YAMADAチャレンジ杯準々決勝で、優勝した三枚堂達也四段(現五段=24)に敗退。今月2日の加古川青流戦準々決勝でも、決勝進出を果たした井出隼平四段(26)に敗れ、4強入りを阻まれている。

 3日のNHK杯トーナメント2回戦では、名人獲得経験者の森内俊之九段(46)を下し、現在39勝5敗。若手限定の公式戦での初の4強進出と通算40勝達成なるか。注目の対局となる。