東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」の新代表に就任した荒木千陽(ちはる)都議(35)が13日、都庁で会見し「都政が新しく変わるシンボルとして頑張っていきたい」と述べた。荒木氏は、小池氏の衆院議員時代の公設第1秘書で、7月の都議選で初当選した1期目の新人。11日に小池氏ら3人で構成する「代表選考委員会」で抜てきされ、役員会などを経て同日付で代表就任した。小池氏からは「女性代表として党をまとめていってほしい」と声を掛けられたという。

 都民ファは、活動開始から約8カ月で3度目の代表交代。会見に先立ち、党の都議団総会で交代が報告されたが、一部都議から、小池氏ら幹部だけで選考した過程に異論が出たという。