公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)と小林健二九段(60)との王座戦予選が20日、関西将棋会館で始まった。振り駒の結果、先手は藤井となった。小林九段とは2度目の対局で、8月15日の王位戦予選では藤井が勝っている。

 対局は昼食休憩に入った。麺類が大好きな藤井は関西将棋会館の近くにある中華料理「珉珉(みんみん)」のサービスセット(豚骨ラーメン&焼きめし)、税込み800円、小林が同会館1階にある洋食店「11(イレブン)」の珍豚美人(ちんとんしゃん)Cセット、税込み1500円を注文した。

 王座は羽生善治2冠(46)が保持している。現在、タイトル戦の5番勝負が行われており、中村太地六段(29)が2連勝で奪取に王手をかけている。