自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は、衆院解散が決まった28日の衆院本会議で、「恒例」となっている万歳をしなかった。

 本会議後、報道陣に理由を問われ、「じゃあ、なぜ万歳するんですか」と記者に逆質問。「(理由は)分かりませんよね。だからしないんです。なぜするのか分からないからです」と、述べた。

 「慣例とか、今までやってきたからといって、合理的な理由がないのにやり続けるのは、僕は好きじゃない。そういう(合理的理由がない慣例は)全部なくせばいい。だから万歳しないんです」と説明した。

 衆院解散の際は、衆院議長が「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」と解散詔書の本文を朗読した後、議員が「万歳」をするのが恒例になっている。