将棋の第59期王位戦予選、藤井聡太四段(15)対小林裕士七段(41)戦が19日、関西将棋会館で行われた。通算47勝目を目指す藤井は、午前9時30分ごろに会場入り。振り駒の結果、歩が3枚で先手は小林に決まった。午前10時、お互いに一礼し、対局を始めた。

 この日の対局は来夏の王位戦七番勝負の挑戦者を決める戦い。持ち時間は各4時間。昼食休憩をはさみ、夜には決着する見通し。

 王位戦は予選トーナメントを勝ち抜くと、シード選手を含めた計12人が2組に分かれてリーグ戦を実施。各組の優勝者が挑戦者決定戦を行い、勝者が七番勝負へと進出する。