公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(15)が19日、大阪市の関西将棋会館で指された第59期王位戦予選で小林裕士七段(41)を破り、公式戦通算47勝目(6敗)を挙げた。

 落ち着いた指し回しで白星をつかみ「なんとか勝つことができました」と笑顔。雑誌の企画で対談したことがある囲碁の井山裕太6冠が昨年失った名人位を奪還、7大タイトル全てを保持する7冠に復帰したことについて「あれだけのパフォーマンスを継続していらっしゃるということは、偉大です」と話した。