日本維新の会法律顧問の橋下徹前大阪市長(48)が26日未明、自身のツイッターを更新し、同党の法律顧問の辞任を宣言した。

 橋下氏は「先ほど松井さんと話しまして、日本維新の会の法律顧問を辞しました」と投稿し、その理由として「大阪での大阪維新の活動を理解することなく、ふざけた物言いをする国会議員がいるところと付き合うと精神衛生上良くないので。僕はちっちゃい人間ですから、こういう国会議員が一番嫌いなんです」とした。

 維新は22日の衆院選で公示前の14議席から11議席に減らした。大阪19区で当選した丸山穂高衆院議員(33)は24日、ツイッターに「松井代表が再び再選してもしなくても、堺(市長選)・衆院選総括と代表選なしに前に進めない」と投稿し、代表選を行うよう求めた。この投稿に橋下氏は「口のきき方も知らない若造が勘違いしてきた」などと書き込み、反発していた。

 橋下氏の顧問辞任宣言を受け、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事(53)がリツイートし「先ほど橋下さんと話しまして、大阪維新の会とは、これまで通り付き合うと合意いたしました」と投稿した。