民進党は9日、地方の幹部らを集めた会議を党本部で開き、党改革と再生に向けた意見交換を行った。

 出席者からは「どう変わるのかを、早く決めてほしい」などの注文が相次いだ。立憲民主党、希望の党に3分裂し、展望が開けない同党では、党内には「解党的出直し」を求める声の一方で、解党への反対論も強く、民進党からの党名変更を求める声もあり、深刻な状況だ。大塚耕平代表は「一刻も早く方向性を示さなければならない」と訴えたが、意見集約がはかれるかどうかが今後の焦点。この日出た意見を受けて、13日の党会合であらためて議論する。