1人が死亡し、11人が重軽傷を負った群馬県草津町の本白根山の噴火から、明日6日で2週間。スキー客らが被害に遭った草津国際スキー場は、入山規制の2キロ圏内に入った山頂付近の「本白根ゲレンデ」以外の3ゲレンデで営業を続けている。

 草津国際スキー場に親子で来場した埼玉県加須市の中央大付属高校2年のスキー部員新井昌汰さん(17)は「上が滑れないのは残念ですが、物心つく前から父にスキーを教わったスキーのふるさと。楽しめました」と笑顔で話した。父昌典さん(47)は「町がふるさと納税での支援を募集するようなので、応援したい」と話した。東京都目黒区の男性会社員(34)夫妻は小学生と幼稚園児の子どもたちと4人家族で来場。「キャンセルが多いと聞き、応援と思って来た。子どももそりを楽しめました」と話した。