将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)が2017年度の記録全4部門(勝率、勝利数、対局数、連勝)の1位が確定、最年少「4冠王」となった。13日、日本将棋連盟が発表した。4部門1位独占は史上3人目で、日本中を沸かせた中学生がデビュー2年目で快挙を成し遂げた。

 ◆羽生善治2冠の話 全4部門1位は1年間安定した活躍をしないと到達できない記録。デビューから29連勝の前人未到の大記録が、今回の大きな原動力になった印象。今後もどのような記録が生まれるか楽しみです。

 ◆日本将棋連盟・佐藤康光会長の話 対局の内容も申し分なく、1年間戦い抜いた結果として、今後の大きな自信につながるのではないか。さらなる飛躍を期待します。