安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める団体「市民連合」は18日、東京・新宿で街頭演説会を開いた。共産党の志位和夫委員長(63)ら、野党首脳級も出席。森友学園問題を徹底追及する姿勢を示した。安倍昭恵首相夫人の国会招致や、内閣総辞職を求める声も。志位氏は、公文書の改ざんは「歴史的犯罪行為」と批判。「安倍政府のもとで、日本の民主主義が危機に陥っている」と訴えた。

 16年8月に解散した学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基(あき)さんは「もう右とか左とか言ってる段階ではない。はっきりとした真実が知りたい」と話した。社民党の福島瑞穂参院議員や立憲民主党の長妻昭代表代行も参加。主催者発表で4000人以上の観衆が集まった。