東京都の小池百合子知事は15日の定例会見で、「月刊文藝春秋」今月号に、カイロ大卒業の学歴に関する「虚偽疑惑」が掲載された問題に対し、「卒業証書もあり、大学側も(卒業を)認めている」と述べ、卒業は事実であると反論した。

 同誌は、当時小池氏と同居していたという女性の証言をもとに、記事を報じている。

 一方、小池氏は、カイロ大を「首席」で卒業したとされていることについては、「先生から『いい成績だった』とアラビア語で言われ、うれしかったことを覚えている」と、述べるにとどめた。