日本列島は18日も高気圧に覆われ、東北南部から東日本、西日本にかけての広い範囲で気温が上昇した。猛暑で知られる岐阜県多治見市では40・7度を記録し、今年の全国最高気温になった。かつて国内観測史上最高の40・9度の日本一の座を守っていた多治見市だが、13年8月に41・0度を記録した高知県四万十市に抜かれた。

 多治見市と同じ岐阜県南部に位置する美濃市も、40・6度を記録し、国内歴代6位タイの猛暑になった。これまでの同市での最高だった40・0度(07年8月16日)を大幅に更新。「うだつが上がる街並み」で知られ、ツイッターの書き込みでは「王者復活・多治見40・7度、うだつも上げて美濃市2着」と、全国1、2位の最高気温に反応した。また、「やっぱ、全国1位は注目される。0・1度差でも、2番じゃダメなんやなぁ」と、多治見ばかり脚光を浴びるニュースの連続に、つぶやきならぬボヤキも見られた。