12日閉幕のソフトボール世界選手権(千葉)に出場したボツワナ代表チームで、日本人女性コーチが奮闘した。アフリカ南部に位置する同国に、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊で赴任している中村藍子さん(39)。今大会は未勝利に終わったが、この反省を生かし、2020年東京オリンピック出場を目指す。

 ◆ボツワナ共和国 1885年、英国の保護領となり1966年に独立。人口約225万人。国土は日本の約1・5倍。言語は英語、ツワナ語。1人当たりの国民総所得(GNI)は6610ドル(約73万円=16年)。通貨単位はプラ。主要援助国で日本は米国に次いで2位(約5億円=14年)。在留邦人は85人、在日当該国人数は65人(17年6月)。67年にダイヤモンドが発見され、現在はGDPの約2割、政府歳入の約3割を占める。