全国高校野球選手権で快進撃中の公立の星、秋田県立金足(かなあし)農業が20日、県勢では第1回大会の1915年(大4)以来となる決勝進出を果たした。

 東京・有楽町の東京交通会館にある「秋田ふるさと館」では、職員がラジオで準決勝を聞きながら営業。決勝進出が決まった瞬間、涙ぐむ女性職員もいた。副店長の高山英樹さん(42)は「金足農の活躍に感謝の気持ちを込め、決勝終了後から22日まで、名物の栗駒高原産牛乳を使ったソフトクリーム(税込み309円)を100円で提供します」と、ありがとうセールを宣言した。