桜田義孝五輪相は19日、閣議後の会見で、油圧機器メーカーのKYB(本社・東京)と子会社が地震の揺れを抑える免震・制振装置の性能検査記録データを改ざんし、その装置が20年東京五輪の競技施設にも使われていたことについて「誠に遺憾だ。あってはならないことだ」と述べた。今後、東京都、大会組織委員会と連携し、対応を協議するとした。