自民党の厚労部会長への就任が決まった小泉進次郎衆院議員(37)は22日、党本部で行われた厚労部会雇用問題調査会合同会議に出席し、厚労部会長としての活動をスタートした。

進次郎氏は会議冒頭、「今回、厚労部会長に就任しました。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。「(進行表には)『ごあいさつ』とありますが、ごあいさつは以上です。今日は議題も多く、これから議題に移ります」と、就任あいさつもそこそこに、会議の進行に入った。

進次郎氏にうながされ、あいさつした根本匠厚労相は、会場に入りきれないほど集まったメディアを見渡し、「これだけマスコミの皆さんがおられる。いかに厚労部会が注目されているかだ。小泉部会長を中心に、これからにしっかり取り組んでいただきたい」と述べ、仕切り役への期待を示した。

この日の会議では、18年度版の「過労死等防止対策白書」や、深刻な問題になっている、公務部門における障害者雇用問題についての議論が交わされた。