「ゆるキャラグランプリ2018」(17、18日=大阪府東大阪市)にマスコット「マッキー」をエントリーしている大阪府松原市は13日、一部で同グランプリへの強制投票疑惑が報じられたことを受け、疑惑を否定した。取材に応じた同市秘書広報課は、職員へ投票を強制するようなマニュアルが制作、配布されたという報道に、マニュアルの存在は認めたが、投票は「強制するようなものではない」とした。インターネット投票に必要なIDを大量に取得、配布したとの報道も否定した。

マニュアルはパソコン操作が苦手な職員らの意見を受け、昨年から制作。今年は投票開始後の8月3日に制作し、配布した。昨年19位のマッキーは、中間発表で507体中6位につけているが、騒動を受け、出場を取りやめる可能性については「検討中」とした。同グランプリをめぐっては、三重県四日市市の「こにゅうどうくん」にも組織票騒動などが起こっていた。