史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(16)が9日、名古屋市内で行われた「囲碁・将棋チャンネルPRESENTS 将棋プレミアムフェス in 名古屋2018」に出席した。約800人を前にトークショーも行い、女性ファンからの質問にタジタジになる場面もあった。

質問コーナーで会場の女性ファンがマイクを握ると「高校生になられた藤井先生に思い切ってお聞きします。好きな女性のタイプについて具体的に教えてください」と“直球勝負”すると、藤井は「そうですね。一番、困る質問がきてしまいました」と話すと、会場は大爆笑。それでも誠実に「そうですね。ちょっと…。現段階では保留でお願いします」とタジタジになりながら“待った”をかけると、再び会場は笑いに包まれた。

女性ファンは藤井とトークショーに出演していた師匠の杉本昌隆七段(50)にも「(藤井七段が)こういうタイプは気をつけたほうがいいとアドバイスがあれば」と振ると、師匠は「気をつけたほうがいいというよりも、将棋に理解のある女性がいいかな」と笑顔で答えた。

同チャンネルがSNSで募集した質問の中からは「師弟関係を離れ、1人の人間として相手の好きなところは?」の紹介。藤井は「自分がどんなときにも師匠には温かく見守っていただいた。感謝しています」と話した。司会の女性から「見守ってくださるところが好き?」と念押しされると「あ、はい」。どぎまぎしながら答えた。高校生プロの初々しい対応に会場は沸いた。

師匠は「親子ほどの年齢差なので、好きなところ質問だとなんて言ったらいいのかな…。非常に勝負に貪欲で、自分の気持ちに忠実だと思う」と話した。