今回は沖縄での初フライトです。沖縄本島北部の古宇利島(こうりじま)を今帰仁村(なきじんそん)の許可を得て、上空約100メートルから撮影しました。(ファントム4使用=2月21日撮影)。

この島は円形で、周囲は7・9キロ。隆起サンゴ礁でできています。2005年には直線で約2キロの古宇利大橋が完成し、名護市と結ばれました。古くから「神の島」と呼ばれ、観光スポットにもなっています。

午前4時半、起床。相変わらずドローンの朝は早いです。宿泊先の北谷(ちゃたん)から古宇利大橋まで車で約1時間。午前6時過ぎに到着しましたが、辺りは真っ暗です。日の出を待つ間、激しく雨も降ってきました。

「今日のフライトはダメかな」と思った午前7時過ぎ。雲の隙間から光も差し、ドローンを離陸させました。海の上をひたすら真っすぐ走る大橋と小さな島々が、光り輝いています。透き通ったエメラルドグリーンの海も見えました。

今回は3泊4日の出張でプロ野球の春季キャンプ取材が主でしたが、せっかく行くならドローンも飛ばしたいと思い実現しました。日本ハム吉田輝星担当の江口カメラマン、巨人担当の山崎カメラマンにもフライトには立ち会ってもらいました。

連日の雨に泣かされ、結局、フライトは初日の1回に終わりました。最終日は晴れたのですが、まさかの強風で風速6メートル。ドローンは風速5メートル以下でないと飛ばせません。あきらめて、那覇空港に向かいましたが、また機会があれば、是非、飛ばしてみたいと思いました。【写真部・鹿野芳博】

 

◆株式会社セキド http://sekidocorp.com/

◆SEKIDO|DJIドローンフィールド http://sekidocorp.com/drone_field/