「芦ノ湖ルアー・フライ限定特別解禁釣大会」が1日、神奈川県箱根町にある同湖で行われた。解禁を待ちわびた435人の釣り人が参加した。

レインボートラウト(ニジマス)の部では、79・5センチで3人が並んだ。同じサイズの場合は、重量で審査するという規則により、6・64キロをゲットして白方健一さん(40)が、丹羽伸治さん(6・47キロ)と勝間田賢治さん(6・35キロ)を抑え、史上まれに見る大激戦を優勝した。湖尻地区からボートを出し、岸近くの起伏のある浅場に6グラム、赤金のスプーンをキャスト。着水後、3回ほど巻いたらヒットした。「獲物が食い上げしたり、あばらレ手走られ、桟橋に激突するくらいのジャンプで抵抗された。よくゲットできました」と笑う。

08年には野辺山ウルトラマラソンで優勝した。ハワイ・ホノルルマラソンでも、8位入賞の経験がある。「マラソン以外での優勝は初めて」とうれしそうだった。

各部門の優勝者は以下の通り。

▽レインボートラウト(ニジマス)の部 白方健一(東京都世田谷区)79・5センチ(6・64キロ)

▽ブラウントラウトの部 三原尚明(神奈川県平塚市)55・5センチ(1・93キロ)

▽サクラマスの部 堺信人(川崎市)47センチ(1・14キロ)

▽イワナの部 大房康哲(相模原市)58・4センチ(1・3キロ)

▽ブラックバスの部 石井裕介(埼玉県日高市)51・5センチ(2・85キロ)