立憲民主党の辻元清美国対委員長は26日、東日本大震災での交通被害をめぐり、事実誤認の発言をした桜田義孝五輪相について、不信任決議案の提出を検討する意向を表明した。

「いつ出すか、タイミングを計らないといけない。(桜田氏は)まったく任に値しない」と述べた。桜田氏は発言の誤りを認めて撤回、謝罪したが、今回以外にも失言や問題発言が相次いでおり、「大臣の資質」が問われ続けている。

一方、審議が続いてきた19年度予算案について、今日27日の参院予算委員会で採決することが、委員長職権で決まった。その後の本会議に緊急上程され、成立する見通しだ。