自民党の小泉進次郎厚労部会長(38)は昨年6月から、超党派の議員と「『平成のうちに』衆院改革実現会議」で、国会改革も取り組んだ。平成のうちの解決課題として<1>党首討論改革<2>IT化<3>女性議員の妊娠・出産時の遠隔投票などの対応をあげた。<2>IT化は先月26日の内閣委員会で質問や大臣答弁で初めてタブレットが使われ、連休明けの衆院議院運営委員会でペーパーレス化の議論が始まるなど成果が出たが、党首討論や女性議員のネット投票は、令和の世に持ち越された。

進次郎氏は「全部できればいちばん良かったが1つでも前に進めることが国会改革につながる」とした上で、「平成のうちにと区切らないと、今のような方向性にはならなかった。平成は国会改革をやり残した時代。令和でも国会改革に終わりはない」と話した。