戦争による北方領土の奪還論に言及し、党を除名された丸山穂高衆院議員(35)は15日、自身のツイッターを更新し、自らに辞職勧告決議案の提出の動きが出ていることに、強い調子で反論し、徹底抗戦する意向を明かした。

「これ以上荒立てるつもりはないのだが。議会案件で言われたまま黙り込むことはしない」とした上で、「可決されようがされまいが任期を全うする」と記し、議員辞職を拒否する考えを明かした。

辞職勧告決議案を「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める」とした上で、提出される場合は「こちらも相当の反論や弁明を行います」と宣言。国会では主張の機会が限られるとして、YouTubeやSNSで「国内外へ様々な配信を」行うと、主張した。

今回の問題は、丸山氏の北方領土をめぐる発言が批判されている。しかし、丸山氏は「日ロ外交の問題から、与野党の議場で不問になっている過去の他議員不祥事、提出に賛成するなら維新も含めた各会派の問題点も同時にこの機に世に問いかける形に」と記し、他の問題を持ち出して、自身の問題とすり替えるような持論も展開。さらなる批判は避けられない。