囲碁の女性棋士で史上3番目に年少の12歳9カ月でプロ入りした上野梨紗新初段(12)が20日、都内の日本棋院でプロデビュー戦に臨んだ。

竜星戦予選Bで、泉谷英雄八段と対局。上野新初段は「よろしくお願いします」と一礼すると、緊張の面持ちで碁盤に向かった。

ルールは、先番黒6目半コミ出しで、持ち時間は各1時間、5分前から1分の秒読みというもの。先手で黒を打つ泉谷八段が有利のため、白の上野新初段には6目半のハンディがつく。