日本囲碁史上最年少の10歳0カ月30日でプロ入りした仲邑菫初段(10)が21日、中国・北京の中国棋院で行われた第4回夢百合杯世界囲碁オープン戦の統合予選で国際戦デビューし、中国の強豪・王晨星(ワン・チェンシン)五段(27=中国)に敗れた。

仲邑初段は、日本棋院では非公式戦扱いとなる同予選に女流枠で出場。13年に穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権で優勝した世界タイトル経験者の王五段を前に、185手で投了。「今日の対局は勉強になった。相手は強かった。次の対局に向けて頑張りたい」と意欲を見せた。