探査機はやぶさ2が、小惑星「りゅうぐう」へ向けて28日から再降下を行うことを宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日、発表した。

はやぶさ2は16日、高度20キロから降下中に高度50メートルで異常を検知したため自律で緊急上昇した。そのため、着陸目標となるターゲットマーカー(TM)が投下できなった。緊急上昇の原因は高度値の異常を検知したもので探査機に問題はなく、対応策を整えた。前回同様に高度10メートルまで降下し、りゅうぐう表面に世界で初めて形成に成功した「人工クレーター」エリアにTMを投下する。