トランプ氏が日本との貿易交渉の妥結を夏の参院選に先送りする意向を示したことに、野党側は猛反発している。

国民民主党の玉木雄一郎代表はツイッターで「農産物とりわけ牛肉について大幅に譲歩することになっているなら国民に説明すべき。7月の選挙の後に明らかになるなんて、国民に対するだましだ」と、強く批判。首相に対し、参院選の争点にすべきと求めている。共産党の小池晃書記局長も「もしも安倍首相が農業や牛肉の関税交渉で大きな譲歩をしたのであれば、しかも選挙前に明らかにしないことまで合意したのであれば大問題」と投稿。首相は「7月の選挙の前」に説明すべきとしている。