東京都の小池百合子知事を都政で支える地域政党「都民ファーストの会」は20日、結党以来初めてとなる代表選挙を告示した。

ただ、午後3時の締め切りまでに、現在代表を務める荒木千陽(ちはる)都議(37)以外に立候補の届け出がなく、荒木氏が代表を続投することになった。

都民ファは20日、党の公式フェイスブックで経緯を説明。23日に開く全議員・支部長総会で、荒木氏の続投を承認し、選挙に代えることを発表した。

荒木氏は、小池氏が国会議員時代から秘書を務め、小池氏の側近でも知られる。17年6月の東京都議選で、都議に初当選。同年7月から代表を務めている。