旧民主党政権で防衛副大臣などを務めた長島昭久衆院議員(東京21区)は26日、自民党への入党を認められた。

党本部を訪れ、二階俊博幹事長と面会し「頑張ってほしい」と呼びかけられた長島氏は「政策実現のために、一から出直したい」と述べた。

参院選の会議で党本部に入った安倍晋三首相と、握手を交わす場面もあった。旧民主系の「自民党への流出」は止まる気配がなく、今後も続くとみられる。東京21区には、長島氏と過去3度、衆院選を争った小田原潔氏(比例東京)がおり、長島氏の入党は、小笠原氏が小選挙区の支部長を続投するとの条件付きで認められた。