自民党の小泉進次郎厚労部会長は14日、新潟県長岡市で街頭演説し、今後日本が直面する人口減に触れた際、「これからは国による出生率の目標(を示す)とか、産めとか、増やせとかいう時代ではない。産むかどうかは、1人1人の国民の選択だ」と述べた上で「政治がやるべきことは、産みたい人が産みやすく、育てやすい環境をつくることだ」と、指摘した。

「私は前向きにこの世の中を変えていきたい」と話す中で、人口減少の実態に言及。「人口が減る、減るといって、増えることはない。減るものは減る。それなら、人口減少を強みに変えるような国づくりをやることだ」とも述べた。

自民党では、三ツ矢憲生衆院議員が12日、参院選の応援で現職の女性候補に触れた際に「6年間で1番大きな功績は、子どもをつくったこと」と発言し、批判が広がっている。