「筆談ホステス」として有名になり、立憲民主党から比例代表に立候補した東京・北区の元区議、斉藤里恵氏(33)が20日、東京・品川駅前で最後の訴えを行った。

「バリアーの多い政治ですが、障がいのある当事者が議員になることで、この国の政治の多様性、新しい景色が広がると信じています。そのために、障がい当事者の視点を生かし、責任を果たしていきたい」と訴えた。選挙戦について「聴覚に障がいを抱える私が立候補することで、政治に目を向けるようになったと、多くの方々から励ましをいただきました。多様性を認め合う戦いだと感じています」と振り返った。選挙戦をしっかり戦えたかという質問には、笑顔でうなずいた。