第25回参院選は22日、全124議席が確定した。

<参院選アラカルト>

◆投票率48・80% 総務省によると今回の選挙区の投票率は48・80%。前回16年参院選の54・70%を5・90ポイント下回り、過去2番目の低さとなった。過去最低は95年の44・52%。

◆最多114万票 選挙区で最も多くの票を獲得したのは東京の丸川珠代氏(自民)で114万3000票。一方、当選者の最少得票は山梨の森屋宏氏(自民)の18万4000票。

◆自民22勝10敗 全国32の改選1人で自民は全て候補者を擁立し、22選挙区で勝利。一方、立民、国民、共産、社民など5党派は野党統一候補を立てて対抗し、10選挙区で当選した。

◆新人15・3% 今回立候補した新人262人のうち、当選を果たしたのは選挙区で25人、比例15人の計40人。当選率は15・3%で、前回16年から0・6ポイント減少した。

◆女性最多タイ28人 女性当選者は選挙区18人、比例10人の計28人で、過去最多だった前回16年と同数だった。秋田と愛媛の両選挙区で女性参院議員が誕生したのは戦後初めて。