俳優風間俊介(36)は21日、20年東京パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けて、東京都が設置した懇談会の第2回会合に出席し、取材を通して感じたパラスポーツの面白さをアピールした。

長年パラスポーツの取材を続け、リオデジャネイロや平昌(ピョンチャン)パラリンピックも現地取材した風間は、今回から新たに懇談会メンバーに加わった1人。東京大会でカヌー、ボート競技会場となる「海の森水上競技場」(東京都江東区)で開かれた会議で「僕はもともとあまりスポーツに興味がなく観戦もしてこなかったが、パラスポーツに触れて、スポーツの面白さを知った。スポーツを見てこなかったり、東京オリンピック(五輪)が始まるのにまだ胸が踊っていない方もいると思うが、その人たちに特にお勧めしたいのがパラスポーツだ」と、アピールした。

「パラリンピックには、スポーツだけではなく、福祉の観点などいろいろな物語がある。多くの人にパラリンピックを楽しんでいただけるように、頑張っていきたい。パラ応援大使をしっかり務めさせていただきたい」と、自身の経験を通じて感じた思いを口にした。