東京都が検討するカジノやホテル、国際会議場などが一体となった複合施設(IR)の候補地として臨海副都心の江東区青海地区が有力とする資料を6日、日本共産党都議会議員団が公表した。

同議員団が都に情報開示請求し、74点の内部文書を入手、分析した。資料には青海地区の北側が有力候補、シンガポールのIR「マリーナ・ベイ・サンズ」が先行事例として近い形態、誘致が決定した場合の開業までのスケジュールなども明記されていた。同議員団は「明確にカジノ誘致のための調査、検討をしていた」と反発している。