インドに住む73歳の女性が双子の女児を出産した。米CNNなどが7日までに報じた。世界最高齢での出産とみられる。女性はアンドラ・プラデシュ州のマンガヤマ・ヤラマティさん。体外受精で妊娠し、5日、帝王切開で出産した。担当医によると「母子ともに健康です」。

マンガヤマさんと夫のE・ラジャ・ラオさん(80)は1962年に結婚。子宝に恵まれず、地域で疎外感を感じてきた。夫婦は2018年に医師に相談。事前検査を経て、医師は体外受精にゴーサインを出した。

マンガヤマさんは高齢なため、医師は産後21日間は経過観察するとしている。

授乳はマンガヤマさんの母乳ではなく、提供を受けた母乳を与えている。医師は「マンガヤマさんは自信に満ちあふれており、子どもたちと新たな人生を送ることを待ちわびている」と話した。