台風15号の影響を受けた地元千葉・君津で奮闘していた山賀雅仁(37=千葉)が、競輪場に姿を見せた。

停電の影響で給油できない状態になった友人の家族が経営するガソリンスタンドで、自転車のペダルを使う「足こぎポンプ」で給油作業する山賀の映像がツイッターで拡散され、多くの人の目に触れた。一躍“時の人”となったが本人は「別に、友達の商売の手伝いをしただけ。そんな重い気持ちはないですよ」と謙遜した。自身も自宅の柵が強風で壊れる被害を受けたが、トレードマークの笑顔で笑い飛ばしていた。

今回は予備選手としての現場入り。正規メンバーの欠場に備えて待機したが、開催前日に欠場者が出ず、初日の出場はかなわなかった。2日目以降に欠場者が出た場合の補充選手として待機する。