NHKから国民を守る党(N国)党首の立花孝志参院議員(52)は20日、来夏の都知事選で前会社経営の三崎優太氏(30)をN国公認で擁立する計画を断念したと発表した。

三崎氏は青汁など健康食品の販売で成功し「青汁王子」と呼ばれたが法人税法違反などの罪で5日、有罪判決(懲役2年、執行猶予4年)を受けた。三崎氏は執行猶予となったことで出馬に前向きとされていた。

その後、三崎氏は脱税と指摘された1億8000万円を「贖罪(しょくざい)のため」に私費で1人100万円、計180人に寄付すると自身のツイッターで公募した。元タレントの坂口杏里さんなどにも寄付金を提供したとしている。これらの行為が公選法違反となる可能性があり、「(来夏の)都知事選はない」と立花氏は明らかにした。