橋本聖子五輪相(54)が24日、定例会見を行い、ラグビーワールドカップ(W杯)日本代表が初戦のロシア戦で渋滞に巻き込まれ、会場入りが予定よりも遅れたことについて、「何よりも、舞台に立つアスリートに支障を来すことはあってはならないこと」と話した。

ラグビーW杯では、オリンピック(五輪)の時のような「五輪レーン」はなく、チームバスは一般車両と同じ扱いになる。「五輪では五輪レーンを設けますが、W杯は11月まで続くので、どの場所においても、支障がないように、自治体とも連携を取らないといけない。取り組みを強固に進めていきたいと思う」と今後の方針を示した。

全日本テコンドー協会の強化合宿に指導体制などに疑問を持つ多くのトップ選手が参加を見送った問題についても言及した。「基本的にアスリートファーストです。協会、あるいは連盟、団体がしっかりと選手と向き合い、問題解決に向けて取り組んでいく姿勢を示すことが大事だ」とした。