北海道旭川市の旭山動物園は25日、昨年10月に生まれたアミメキリンの雄の赤ちゃん「永友(エイト)」が死んだと発表した。

同園の坂東元園長によると、24日午前9時10分ごろ、飼育員が餌台の近くに首が折れ曲がるような状態で死んでいるのを見つけた。

永友は体高約3メートル、体重約350キロ。金網と餌台の20センチほどの隙間に落ちていた餌を食べようとして金網に角が絡まり、パニックで足を滑らせ、全体重が首にかかって頸椎(けいつい)を損傷して死亡したとみられる。坂東園長は「順調にたくましく、体格的にも立派に成長していたのに」と残念がった。

永友の名前は一般公募で決まったもので、10月8日生まれの8日にかけて「エイト」。これに「永く友達としてみんなに愛されるように」との思いを漢字に込めたという。