立憲民主党の枝野幸男代表は30日、国会内で開いた党大会で「我々は、いまだ結党理念に達していないベンチャー政党だ」と振り返った上で「結党から2年の間、次期総選挙で政権交代を実現するという、背負う役割と現実の間に大きなギャップが存在し、その矛盾に苦慮してきた」と訴えた。

その上で「もはやギャップに苦慮している猶予はない。あらゆる知恵を絞り、現実を前進させる決意だ」と訴えた。野党の置かれた立場を「自民党とは違う選択肢の中身を伝え切れていない」と分析。「次回衆院選で政権交代の選択肢となるため、最大野党にふさわしいリーダーシップを進めたい」とも主張した。