大型で非常に強い台風19号は12日、伊豆諸島近海を北上し日本列島に接近した。夕方から夜に東海や関東に上陸する見通しで、東日本を中心に広範囲で猛烈な風が吹き、記録的な暴風や大雨の恐れがある。気象庁は厳重な警戒を呼び掛けており、大雨・洪水の最高警戒レベル5に当たる特別警報を出す可能性もある。
交通機関は、東海道新幹線の東京-名古屋間が始発から終日運休。首都圏のJR在来線も日中に順次運転を取りやめ、13日昼ごろまで見合わせが続く見通し。羽田空港の国内線もほぼ欠航。関西空港連絡橋の道路部分が通行止めとなった。(共同)