ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で初の8強入りを果たした日本代表のジャージーサプライヤーを務めるカンタベリーオブニュージーランドジャパンは18日、日本代表公式試合用ジャージー「RWC 2019 JAPAN オーセンティックジャージ」を予約販売すると発表した。

予約は、21日午後2時から決勝戦が行われる11月2日午後11時59分までカンタベリーオフィシャルサイトで受け付け、応募者多数の場合は抽選販売となる。

生産、販売するのはフォワード(FW)とバックス(BK)の2種類、合計1000枚限定で、販売はトップスのみ。価格は1着5万円(税別)。公式試合用ジャージーとともに、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の公式証明書、W杯日本大会の日本代表の対戦成績、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)および代表メンバー31人全員のネーム入り特別プレートをプレミアムボックスにセットして販売する。

日本代表公式試合用ジャージーは、前回の15年の英ロンドン大会以降、約3年の歳月をかけ開発された。「日本の持つテクノロジー」、「匠(たくみ)の技」、そして「日本の伝統」の融合と調和をコンセプトに、オールジャパンの技術を結集した世界で勝つためのジャージーとなった。「日本ラグビー、日本人のもつスピリット“武士道の精神”で世界と戦う」という意味合いを込めて、「兜:KABUTO」を新たなデザインコンセプトに掲げ、伝統的な和の意匠を取り入れながらデザインを一新した。

ラグビー日本代表が、予選プールAを4戦全勝で突破する快進撃を見せる一方で、レプリカジャージーの売り上げも伸びており、全国で売り切れ店が続出している。関係者によると、生産は随時、継続しているものの、新規に入荷しても半日も立たず売り切れる状況が続いているという。公式試合用ジャージーも1000枚限定だけに、販売は抽選になることが濃厚。抽選販売となった場合、予約期間終了後、抽選結果は当選者のみにメールで連絡される。発送期間は20年1月中旬~2月下旬を予定している。