舛添要一前東京都知事(70)が、来年度の「桜を見る会」中止の発表に「何も解決したわけではない」とし、「もう廃止したほうがよい」と私見を述べた。

菅義偉官房長官は13日の記者会見で、来年度の「桜を見る会」を中止すると発表した。同会は国の予算を使って首相が開催しており、参加人数や費用が年々増加していると指摘されていた。また、安倍晋三首相の地元後援者が約850人参加したとされる疑惑が、首相の公的行事の「私物化」として、波紋を広げていた。

舛添氏はツイッターで「来年度の『桜を見る会』は中止。批判を受けて即決。2大臣の更迭と同じ手法。対応は早いが、何も解決したわけではない」と指摘。「芸能人も功績というより政権の景気づけのために招かれていた。有識者はもっと酷く、右翼的応援団が主流。だから、私は1回出ただけで二度と行かなかった。もう廃止したほうがよい」とした。