自民党は15日、女性の議員や党員の意見交換の場とする「女性政策推進室」を党本部にオープンさせ、初代室長に就任した稲田朋美幹事長代行や、二階俊博幹事長が看板かけを行った。

二階氏は「遅いといえば遅いが、本当に女性活躍社会という時代がきた。今は(部屋の広さは)小さいが、だんだん大きくして、やがて自民党の半分以上を押さえるようになってくれたら。活躍を大いに期待しています」と述べ、女性議員の大幅増に期待を示した。

日本の女性国会議員(衆議院)の割合は10・2%で、先進国では最低水準となっている。

この日は、自民党の立党記念日。稲田氏は「立党記念日に看板かけをすることができたことで、女性活躍推進政策を、党本部からしっかり発信することができるのではないか」と語った。