岩手県沿岸部の久慈市から大船渡市まで163キロを結ぶ「三陸鉄道」をPRするため、同社釜石駅駅務係の三浦沙耶さんが2日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

台風19号によって被災したため、現在は部分運休中。南リアス線の釜石~盛(さかり)間は運行されている。今月14日から1月まで毎週土・日と祝日には、レトロ列車を使った「洋風こたつ列車」を1往復、運行する。「ハイカラさん姿のアテンダントが沿線の観光PRや、地名の由来になった手づくりの紙芝居でおもてなしします」(三浦さん)。ランチのお弁当や沿線のスイーツなどと乗車区間の運賃、座席指定料金がセットで片道約1時間のプチ旅が楽しめる。令和初の「三鉄初日の出号」(事前予約制)も運行される。

予約、問い合わせ電話0192・27・1504。