立憲民主党や国民民主党は23日、国民の玉木雄一郎代表が22日の衆院代表質問で選択的夫婦別姓に触れた際、「だったら結婚しなくていい」とヤジをとばした自民党の女性議員は、杉田水脈(みお)衆院議員(52)だったとして、衆院議院運営委員会理事会で自民側に事実確認を求めた。

自民側は「確認していない」と述べた。杉田氏は18年にも、月刊誌にLGBT(性的少数者)について「生産性がない」とする内容の寄稿をして大きな批判を浴び、のちに「不適切だった」と謝罪した。杉田氏は党本部で会合などに出席したが、事実確認を求める報道陣の取材に、無言を貫いた。