窃盗罪などで実刑が確定し、横浜地検が刑務所に収容しようとしたのを拒み、事務官らに刃物を向けて逃走したとして、公務執行妨害や犯人蔵匿教唆などの罪に問われた無職、小林誠被告(43)の判決公判が29日、横浜地裁(加藤学裁判長)で開かれ、懲役4年(求刑懲役5年)の判決が言い渡された。

加藤裁判長は「出頭を促しても出頭をしないのは悪質で法を順守する考えは薄い」とした上で「覚醒剤を抜くために施設に入所するといい、愛する妻もいる。(中略)改めて考えて」などと小林被告に語りかけた。