東京都の小池百合子知事は9日夜、都内で西村康稔経済再生担当相と会談後、都庁で取材に応じ、国との解釈に隔たりがあった、緊急事態宣言を受けた休業要請の内容について「どうやって感染症の拡大を防止するか、その方策についても共通の認識に立つことが出来ました」と話した。

「今日の181名という感染者を出した東京都として、危機感を持っていることを西村大臣と共有できたことがベースにあります」とも述べた。

具体的な内容については「明日10日、申し述べさせていただきます。基本的には24条9項をベースにしたものになります」とし、「皆さま方にもご協力いただかなければなりません。都民1人1人、それぞれの仕事をされている方、ぜひともご協力いただきたい。そのベースはしっかり出来たということで」と話した。実施時期は「明日(10日)以降」と述べた。